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カップルの支出分担

カップルの生活費を月1回の振込だけで分担する方法

カップルの生活費の分け方を約1時間で整えます。共通リストを作り、折半か収入比例かを決め、固定費を登録して、月末に振込を1回するだけです。

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カップルの生活費を月1回の振込だけで分担する方法

カップルで揉めずに生活費を分担するには、3つの決めごとと1つの習慣が必要です。どの費用を共通にするか、どのルールで分けるか、そして払ったらすぐ誰が記録するか。あとは月に一度、1回の振込で精算するだけです。準備はひと晩、約1時間で終わります。

カップルの生活費の仕組みとは、共通費用を共有するリストに、書面にした分担ルールと決まった精算日を組み合わせたものです。収入が同じくらいでも、大きく違っても使えます。特に役立つのは、これまで「なんとなく交互に」払ってきて、そろそろ把握しきれなくなってきた二人です。

要点

  • 収入比例の負担額は、一方の手取り÷二人の手取りの合計×共通費用の総額で求めます。
  • 服、自分の友人との飲み会、趣味は共通の会計に入れません。選んだ人が払います。
  • 支出をその日の夜に記録すれば、言い争いは起きる前に終わります。月末に記憶を頼りに再現しようとすると、そこから揉めごとが始まります。
  • 新しいルールは翌月から適用し、精算済みの月にはさかのぼりません。

カップルの生活費の分担にはどれくらい時間がかかり、最後に何が手に入る?

6つのステップで、合計約60分です。終わったときに手元に残るのは3つ。書面にした共通費用のリスト、二人それぞれの負担割合、そして毎月どちらかが相手に振り込む決まった日です。手作業で更新する表も、ばらばらの立替返済もありません。

  1. 共通費用と個人費用のリスト:20分。直近2か月分の明細を手元に用意します。
  2. ルールの選択(折半か収入比例か):10分。二人の手取り額を用意します。
  3. 固定費を一度だけ登録:15分。
  4. 月の途中で誰が払うかのルール:5分。
  5. 精算日:5分。
  6. 見直しの条件:5分。

ここからは、最初から最後まで一つの具体例で進めます。マルコとジュリアは同棲して3か月。共通費用は月1,800ユーロで、内訳は家賃900ユーロ、光熱費180ユーロ、食料品520ユーロ、サブスクと日用品200ユーロです。マルコの手取りは1,500ユーロ、ジュリアは1,000ユーロです。

ステップ1:どの支出を共通リストに入れ、どれを個人のものにする?

共通リストに入れるのは、二人ともが恩恵を受け、どちらか一方だけで決めたものではない支出だけです。家賃、光熱費、食料品、インターネット、洗剤などがこれにあたります。個人の服、自分の友人との外出、個人の趣味は、選んだ人が払います。ING社のカップルのお金の管理に関するガイドでもそう勧めています。

厄介なのはグレーゾーンです。今のうちに一度決めて、書き留めておきましょう。月末に合計額を前にしてからでは遅いのです。

支出共通か個人か理由
二人で見る動画配信サービス共通二人とも使う
ジム個人恩恵を受けるのは一人だけ
二人での外食共通一緒に決めたこと
どちらかの両親へのプレゼント個人贈る人が決める
洗濯機の故障共通(事前に相談)臨時の支出

臨時の支出には、もう一つルールが必要です。独立系の資産アドバイスを手がけるFutura SCFは、予算外の買い物についての明確なルールと、定期的にすり合わせる時間を設けることを勧めています。つまり、金額の上限を決めておくということです。その額を超えるなら、買う前に相談します。

ステップ2:折半か収入比例か? 計算は2行で済みます

収入が同じくらいなら折半で十分です。収入に差があるなら、収入比例にすることで、収入の少ない側に余裕がなくなるのを防げます。計算式は、マルコの負担額=1,500÷(1,500+1,000)×1,800ユーロ=1,800ユーロの60%=1,080ユーロ。ジュリアは残りの40%、つまり720ユーロを負担します。

折半にすると何が起きるか見てみましょう。ジュリアの負担は900ユーロです。手取り1,000ユーロから引くと、服、交通費、急な出費、貯金に使えるのは100ユーロだけ。一方、マルコの手元には600ユーロが残ります。どちらもはっきり決めたわけではないのに、差が生まれているのです。

見落とされがちなポイントがあります。二人の生活水準は、収入の多い側ではなく、少ない側の支払い能力に合わせるべきです。家賃を収入の多い側の基準で選ぶと、40%でも重すぎることがあります。二つの方法のメリットとデメリットは、カップルの生活費の分け方の記事で比較しています。たいてい最大の支出となる家賃については、収入が違う二人の家賃の分け方で別に取り上げています。

決めた割合を書き留めましょう。60と40、二つの数字をはっきり紙に残します。

ステップ3:毎月の固定費を一度だけ登録するには?

家賃、インターネット、サブスクは、金額・毎月の日付・支払う人を一度入力すれば、あとは自動で繰り返されます。マルコとジュリアの場合は、毎月1日の家賃900ユーロ(マルコが支払い)と、サブスクと日用品の200ユーロ(ジュリアが支払い)です。手入力が必要なのは変動する支出だけになります。

光熱費はその中間です。金額が毎回変わり、2か月ごとに届くことも多いからです。支払った月に全額を記録しましょう。12か月で見れば帳尻は合いますし、誰も手作業で平均を出す必要がありません。

Split The Billでは、定期支払いを一度設定すれば毎月グループに表示されます。ツールを選んでいる最中なら、ほかの機能より先に定期支払いに対応しているかを確認してください。私たちの同棲チェックリストの項目の一つでもあります。

ステップ4:月の途中は誰が何を払う? レシートを1枚ずつ口頭で確認しないために

ルールは一つだけ。レジにいる人が払い、その日の夜までに記録します。月の途中での返金も、「あとで23ユーロ渡すね」もなし。すべての支払いは月末の精算に回します。こうすれば、十数回あった返金が1回になります。

実際に差がつく3つの工夫を紹介します。

  • 手入力の代わりにレシートを撮影。 レシートスキャンなら写真から金額を読み取れます。スーパーの出口の列に並びながら、忘れないうちに済ませましょう。仕組みが気になる方は、レシートの写真から割り勘する方法で解説しています。
  • レシートから個人の品目を外す。 64ユーロの買い物にマルコのカミソリ9ユーロが含まれていたら、その行はマルコだけの負担です。合計ではなく、品目ごとに分けましょう。
  • ひと言メモを残す。 「土曜 Esselungaで買い物」くらいで、月末に何の支出だったか思い出せます。

計算は決まった結果になります。足し算と割合なので、同じデータなら常に同じ答えです。推測は一切ありません。

ステップ5:月1回の振込だけで精算するには?

それぞれ「払った額−自分の負担額」を計算します。プラスの人は受け取り、マイナスの人は差額を払います。二人なら、結果は必ず振込1回です。日付を決めておきましょう。たとえば、ふだん払う側になる人の給料日の翌日などです。

マルコとジュリアのある月を見てみましょう。マルコが払ったのは家賃(900ユーロ)とスーパーでの買い物2回(140ユーロ)で、合計1,040ユーロ。ジュリアが払ったのは光熱費(180ユーロ)、残りの食料品(380ユーロ)、サブスクと日用品(200ユーロ)で、合計760ユーロです。

支払額折半の負担額折半の差額60/40の負担額60/40の差額
マルコ1,040ユーロ900ユーロ+140ユーロ1,080ユーロ−40ユーロ
ジュリア760ユーロ900ユーロ−140ユーロ720ユーロ+40ユーロ

折半なら、ジュリアがマルコに140ユーロを振り込みます。収入比例なら、マルコがジュリアに40ユーロを払います。レシートは同じなのに、払う向きが逆になるのです。だからこそ、ルールは数字を見る前に決めておくべきで、後から決めるものではありません。

締めくくりに、それぞれが自分の支払額を確認して精算します。Split The Billでは、相手に負担額を記した個別リンクを送れるので、パートナーがアプリをもう一つ増やしたくない場合にも便利です。仕組みはリンクで割り勘する方法で説明しています。振込が済んだら精算済みにして、翌月はまたゼロからスタートです。

ステップ6:ルールはいつ見直す?

どちらかの手取りが変わるたびに割合を計算し直し、それ以外でも半年に一度は見直します。ジュリアの手取りが1,000ユーロから1,250ユーロに上がると、負担割合は40%から45.5%になります。1,800ユーロの支出なら、ジュリアは約818ユーロ、マルコは約982ユーロです。

見直しのきっかけになる出来事は次のとおりです。

  • どちらかの昇給・減給。 一時的なもの(一時帰休、時短勤務)も含みます。
  • 転職。 給料が変わる場合や、出張で支出が移る場合。
  • 引っ越し。 家賃も光熱費も変わり、サブスクが変わることもよくあります。
  • 新たな大きな固定費。 共有の車やペットなど。

見直しは10分で済みます。新しい手取りを式に入れ、新しい割合を出し、固定費を更新するだけです。今月分は以前のルールで締めます。

2か月で仕組みが崩れてしまうのはどんな失敗?

仕組みが壊れる原因は、たいてい計算ではなく小さな習慣です。よくあるのは次の4つです。

  1. すべてを一つの口座にまとめ、個人口座を解約する。 コーヒー1杯まで「二人の支出」として説明が必要になります。少額でも、それぞれ個人口座を残しておきましょう。
  2. 月の途中でばらばらに返金する。 火曜に15ユーロ、金曜に30ユーロと振り込むと、月末にはどれが精算済みか誰にもわからなくなります。
  3. 黙って1件だけ分担の割合を変える。 どちらか一方が行きたがった食事を70/30で払うなら、メモに書いておきましょう。そうしないと入力ミスに見えます。
  4. 少額の支出を記録しない。 パン、薬局、チャージなどは一つひとつは数ユーロでも、1か月分を合計すると光熱費1回分以上に差額を動かすことがあります。

よくある質問

どちらかが今、収入がない場合はどう分ける?

収入比例の式では、収入のない人の負担は0%になりますが、これを長く続けるのは難しいことがほとんどです。現実的な方法は二つあります。少額でも決まった額を負担してもらうか、その人の分を貸しとして記録し、仕事に戻ってから返してもらうかです。どちらを選ぶにしても、期間も書いておきましょう。たとえば「最初の給料が出るまで」などです。

支出を記録するより共同名義口座のほうがいい?

それぞれが自分の割合を入金する共同名義口座は、引き落としの家賃や光熱費にはよく合います。ただし、個人のカードでその場で払った買い物はカバーできないので、結局は記録が必要です。両方を使うカップルも多く、固定費は共同名義口座、変動費は共有の記録で管理しています。

同棲前に払った敷金や家具はどう扱う?

敷金は別枠で、二人のルールで分ける一回限りの支出として記録し、契約終了時に誰に返ってくるかもメモしておきます。どちらか一人が買った家具は、誰の所有になるかを書いておきましょう。今はっきりさせれば2分で済みますが、引っ越しや別れの最中に決めるとなると、ずっと大きな負担になります。

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Split The Billは、ブラウザで開ける共有のお金管理Webアプリで、アプリのダウンロードは不要です。最初のステップは「家」グループを作り、共通リストの項目を入力すること。続いて定期支払いを一度だけ登録します。月の途中はレシートをスキャンすれば支出の記録は完了。月末には精算額がすでに計算されていて、パートナーは個別リンクから支払えます。

Freeプランはカード登録不要です。二人、一つのリスト、月1回の振込。裏はありません。

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