ガイド
スプレッドシートなしで家賃を集金する
物件を一度登録して入居者を招待すれば、請求書・やわらかいリマインド・ワンタップ精算で毎月の家賃を集金できます。光熱費や修繕費も物件に紐づけて記録するので、実質利回りが常に見える状態に。物件管理は Pro 機能(月 $7 / 年 $70)です。
最終確認: September 2026

1〜2戸を貸している方の多くは、家賃をメモアプリで管理し、入金の催促をメッセージで済ませているはずです。Split The Bill には、まさにそのための物件管理エリアがあります(Pro 機能・月 $7 / 年 $70)。物件を作成し、入居者を招待し、契約書を添付して、毎月の定期支出または正式な PDF 請求書として家賃を集金できます。光熱費・修繕費・保険料といった物件経費も同じ物件に紐づくので、年度末には「集金した家賃 − かかった費用」を1回のエクスポートで確認できます。この記事では、1戸を貸す大家さんのセットアップを最初から最後までたどります。
手順
- 1
物件を作成する
アプリで 物件 を開き、新規物件 をタップします。物件管理は Pro 機能(月 $7 / 年 $70)で、無料プランには含まれません。住所(例:「14 Elm Street, Unit 2」)を入力し、月額家賃(例: 1450)と通貨を設定します。
物件は、その部屋に関するすべての起点になります。入居者、賃貸借契約書、家賃の履歴、そして紐づけたすべての経費。複数戸を所有している場合は1戸ごとに物件を作れば、数字が混ざることはありません。
- 2
入居者を招待する
物件ページで 入居者を招待 をタップし、メールアドレスを入力します。入居者はワンクリックのリンクを受け取り、アカウントがなければ作成して、入居者としてその物件にたどり着きます。
入居者がアプリを入れたくない場合でも、そのまま招待して大丈夫です。送る家賃請求書には公開リンクが付いており、アカウントなしでどのブラウザからでも開いて、支払うべき金額を確認し、そのまま支払えます。家賃を払うためだけに登録を強いることはありません。
- 3
契約書などの書類を添付する
署名済みの賃貸借契約書を物件の 書類 セクションにアップロードします(PDF でも写真でも可)。契約書を物件に紐づけておけば、条件が家賃の記録のすぐ隣に残るので、半年後にメールを掘り返す必要がなくなります。
入居時の設備リスト、敷金の受領書、覚書もここへ。退去時に敷金精算で必要になるものが、すべて1か所にそろいます。
- 4
定期支出として家賃を集金する
家賃を毎月繰り返すように設定します。定期 でテンプレートを作成してください。
- 名前: 「家賃 — 14 Elm St Unit 2」 - 金額: 月額家賃(例: 1450) - 頻度: 毎月 - 実行日: 家賃の支払期日(多くは1日)
毎月、家賃の支出が自動で作成され入居者に割り当てられます。入居者には「支払う」ボタンが表示され、設定済みの支払い方法(Venmo、PayPal、Revolut、SEPA/IBAN の QR コード)が金額入力済みで開きます。金額を打ち直す必要も、送金を忘れることもありません。
- 5
または正式な家賃請求書を送る
入居者が正式な書類を必要とする場合——本人の記録用、勤務先の住宅手当、仲介会社向けなど——は、家賃を PDF 請求書 に変換します。支出画面で 請求書を作成 をタップすると、あなたの情報を差出人、入居者を「請求先」とし、金額と支払期日が入った採番済み PDF が生成されます。
入居者を 取引先アドレス帳 に一度保存しておけば、以後の請求書に自動入力されます。個人名義と法人名義の両方で貸している場合は、複数の 差出人プロフィール を保持して請求書ごとに使い分けてください。
- 6
光熱費や修繕費を物件に紐づけて記録する
給湯器の点検、配管業者への支払い、大家負担の水道代や建物管理費など、その部屋に紐づく費用はすべて 物件経費 として記録します。カテゴリと金額を付けて物件に登録すれば、家賃と同じ台帳に並びます。
これが家賃管理を利回り管理に変える部分です。確定申告の時期に銀行明細から再構成しなくても、いつでも物件ごとに「集金した家賃」対「かかった費用」を確認できます。
- 7
家賃が遅れたらリマインドを送る
入金がない場合は、家賃の支出を開いてその人の分担に リマインド をタップします。「3月分の家賃 1450 が未払いです」といったメールが支払いリンク付きで送信されます。同じ入居者へのリマインドは14日に1回までというクールダウンが組み込まれているので、催促が連打になることはありません。
きちんと払う入居者には一度も使わないでしょう。たまに遅れる月だけ、気まずいメッセージを打たずに中立的にひと押しできます。
- 8
年度分を税理士向けに書き出す
確定申告の時期には、レポート を開いて CSV を書き出します。集金したすべての家賃、すべての物件経費、すべての精算が物件ごとに並びます。Excel、Sheets、Numbers でそのまま開けるので、税理士にそのまま渡せます。
光熱費や修繕費を1年を通じて物件に紐づけて記録してきたので、控除対象の費用はすでに賃料収入の隣に並んでいます。4月に領収書の箱と格闘する必要はありません。
メモアプリと銀行振込より優れている理由
小規模の大家さんの多くは「1日に口座へ家賃が入るから、銀行アプリで確認する」という運用です。これはうまくいっているうちはいいのですが、崩れるときは一気に崩れます。
請求額と入金額の記録が残らない。 銀行明細に映るのは入金だけで、それが満額だったのか、遅れたのか、不足していたのかはわかりません。家賃の支出なら、想定額とそれに対する実際の精算が記録されるので、一部入金や遅延がひと目でわかります。
催促が手作業で気まずい。 「家賃どうなってる?」と送るのは双方にとって消耗します。支払いリンク入りのワンタップ リマインド なら中立的で、催促を代わりにやってくれます。
費用と収入が別々の場所にある。 家賃は銀行、配管業者の請求書はメール、水道代は紙。物件経費をすべて物件に紐づければ、収入と費用が1つの台帳にまとまり、そのまま書き出せます。
入居者にも税理士にも渡せるものがない。 銀行振込は領収書ではありません。採番済みの PDF 請求書は、入居者が保管でき、税理士が受け取れる書類です。
定期支出と正式な請求書、どちらを使うか
どちらでも家賃は集金できますが、向いている入居者が違います。
定期支出を使う場面: 手間を最小限に家賃だけ受け取りたいとき。毎月自動で作成され、入居者が「支払う」をタップし、あなたが精算済みにする。摩擦が最も少なく、儀式なしで払ってくれる長期入居者に最適です。
PDF 請求書を使う場面: 入居者に書類が必要なとき。勤務先の住宅手当、転勤パッケージ、間に立つ仲介会社、本人の帳簿など。請求書は採番・日付付きで、差出人情報を含み、公開リンクとダウンロード可能な PDF が付きます。
両方を併用する大家さんも多くいます。普段は定期支出で楽に回し、請求書が必要な入居者にだけそこから請求書を発行するやり方です。
よくある落とし穴と回避法
2戸を1つの物件にまとめる。 2部屋を所有しているなら、手間を省こうと1物件で管理してはいけません。家賃と経費が混ざり、戸別の利回りが意味を失います。1戸につき1物件、これは常に守ってください。
小さな経費を記録し忘れる。 £40 の出張費や £15 のフィルターは記録するほどでもないと感じますが、積み上がりますし控除対象です。物件経費は発生したその場で記録を。2行の入力が、4月の再構成作業を丸ごと不要にします。
家賃の支払日を31日にする。 31日の月次テンプレートは、日数の少ない月に有効な日付がありません。アプリは実際の月の日数に合わせて日付を丸めるので(31日 → 2月は28日、4月は30日)支出自体は作られますが、1日のような安全な日を選んで、そもそも考えなくて済むようにしましょう。
銀行振込を記録だと思い込む。 記録は銀行アプリの明細行ではなく、精算済みになった家賃の支出です。入金を確認したら支出を精算済みにして、支払済/未払の状態を正確に保てば、エクスポートも信頼できるものになります。
別のツールを使うべきとき
Split The Bill の物件エリアが合うのは、個人や小規模の大家さんです。空き部屋、数戸の賃貸投資物件、貸している実家の一室など。家賃集金、入居者招待、契約書の保管、経費、請求書、エクスポートまでをカバーします。
スタッフを抱えて数十戸を運営し、正式な会計連携、法定の敷金保全スキームの報告、借地借家法まわりのワークフローが必要なら、この機能では手狭になります。専用の不動産管理ソフトを選んでください。
また、あなたの言う「家賃」が実際には大家なしのルームシェアで折半しているだけなら、物件エリアは不要です。定期支出を設定した普通のグループのほうがシンプルです。ルームシェア向けのガイドをご覧ください。
よくある質問
Split The Bill での家賃集金は無料ですか?▾
いいえ。物件管理(物件の作成、入居者の招待、物件ごとの家賃・経費管理というこのワークフロー全体)は Pro 機能で、月 $7 / 年 $70 です。大家・入居者の関係ではなく、普通のグループでルームメイトと家賃を折半したいだけなら、それは無料です。ルームシェア向けのガイドをご覧ください。
入居者は家賃を払うためにアプリを入れる必要がありますか?▾
いいえ。家賃の支出も請求書も、アカウントなしでどのブラウザからでも開ける公開リンクが付いています。入居者は支払うべき金額を確認し、「支払う」ボタンから Venmo、PayPal、Revolut、SEPA/IBAN の QR コードで支払えます。アプリのインストールは任意です。
複数の賃貸物件を管理できますか?▾
はい。1戸につき1物件を作成してください。それぞれが自分の入居者、契約書、家賃履歴、経費を保持するので、数字が混ざりません。レポートと CSV エクスポートも物件ごとに分かれます。
毎月自動で家賃を集金するには?▾
家賃を月次の定期支出として、支払期日(多くは1日)を指定して設定します。毎月自動で家賃の支出が作成されて入居者に割り当てられ、入居者は金額入力済みの「支払う」ボタンから支払います。設定は最初の1回だけです。
入居者に正式な家賃請求書を送れますか?▾
はい。任意の家賃の支出を、差出人情報入り・入居者を取引先とした採番済み PDF 請求書に変換できます。入居者を取引先アドレス帳に保存すれば次回から自動入力され、個人名義と法人名義の両方で貸している場合は差出人プロフィールを複数保持できます。
光熱費や修繕費はどう管理しますか?▾
物件経費として物件に紐づけて記録します。光熱費、修繕費、保険料、建物管理費などを、それぞれカテゴリと金額付きで登録してください。家賃と同じ台帳に並ぶので、物件ごとに「集金した家賃」対「かかった費用」を確認できます。
家賃が遅れたときはどうなりますか?▾
家賃の支出を開き、その入居者の分担に「リマインド」をタップします。金額と支払いリンク入りのメールが送信されます。入居者ごとに14日のクールダウンがあるので、リマインドが積み重なることはなく、ひと押しがひと押しのままで済みます。
確定申告の時期に税理士へ渡すデータをまとめて出せますか?▾
はい。レポートから、すべての家賃の支出・物件経費・精算を物件ごとにまとめた CSV を書き出せます。1年を通じて経費を物件に紐づけてきたので、控除対象の費用はすでに賃料収入の隣に並んでいます。
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