ガイド
請求書アプリを別に使わずに、クライアントへ請求書を送る
任意の支払いを自分名義のPDF請求書に変換し、取引先は一度だけ台帳に保存。どの差出人プロフィールで請求するかを選び、PDFダウンロードボタン付きの公開リンクを共有できます。
最終確認: September 2026

作業内容はすでに支払いとして記録してあるのに、その一行一行を別の請求書ツールに打ち直すのは避けたいところです。Split The Bill の請求書機能は、支払いをそのまま正式なPDF請求書に変換します。明細、税額、発行日と支払期日、請求書番号、使い回せる取引先台帳から入る「請求先」欄、そして保存済みの差出人プロフィールから選ぶ「差出人」欄まで揃います(個人事業と法人の両方で請求する方には特に便利です)。このガイドでは、差出人プロフィールの設定から公開リンクの共有まで、最初の1枚を作る流れをたどります。無料プランには30日ごとに10通の請求書が含まれ、Proでは無制限になります。
手順
- 1
差出人プロフィールを作る(請求書の「差出人」欄)
`/invoices/profile` を開き、新しい差出人プロフィールをタップします。すべての請求書の冒頭に表示させたい情報 — 屋号または氏名、住所、メールアドレス、電話番号、あれば税務番号/VAT番号 — を入力します。
プロフィールは複数保存できます。一部のクライアントには個人事業として、別のクライアントには法人として請求しているなら、両方登録してください。請求書ごとに、どちらの名義で請求するかを選べます。よく使うほうを既定にしておくと、新しい請求書に最初から入力された状態で始められます。
- 2
取引先を台帳に追加する(「請求先」欄)
請求書を作成するときに請求先欄を入力します。初回は手入力でも構いませんが、新しい取引先…を選んで保存しておきましょう。担当者名/会社名、メールアドレス、電話番号、住所一式、税務番号/VAT番号を登録できます。
保存した取引先は保存済みの取引先となり、次回からはドロップダウンで選ぶだけです。同じ請求先住所を毎回コピー&ペーストする必要はありません。台帳はアカウント単位なので、すべての請求書が同じリストを参照します。
- 3
支払いを請求書に変換する
いちばん早いのはこの手順です。`/bills` で該当の支払いを開き、この支払いから請求書を作成をタップします。明細、税額、合計がそのまま引き継がれ、打ち直しは不要です。
ゼロから作りたい場合は、`/invoices/new` から請求書を作成へ。明細を追加し、税率を設定し、金額を入力します。どちらの経路でも計算は検証済みのコードを通るので、請求書の合計は支払いの合計と1円単位まで一致します。
- 4
請求書番号・日付・備考を設定する
請求書の画面で、請求書番号(アプリが連番の次の番号を提案しますが、自分の採番ルールに合わせて上書きできます)、発行日、支払期日を設定します。
請求元となる差出人プロフィールを選び、請求先の取引先を確認します。支払条件、発注番号の参照、お礼の一文など、クライアントが期待する備考も入れておきましょう。画面に見えているものが、そのままPDFになります。
- 5
PDFをダウンロードし、公開リンクを共有する
PDFをダウンロードをタップすると、そのままメールに添付できる印刷向けの請求書が手に入ります。あるいはリンクをコピーで、`/invoice/<token>` の公開請求書ページを共有できます。クライアントはどのブラウザでも開けてアカウント不要、同じPDFをダウンロードボタンと、「{差出人名} からの請求書」「請求先」「合計」が整理されたレイアウトを見られます。
手間が最も少ないのは公開リンクです。メールやチャットに貼るだけで、相手は何もインストールせずに閲覧とダウンロードができます。
- 6
ステータスを追う:下書き → 送付済み → 入金済み
請求書にはそれぞれステータスがあります。編集中は下書きから始まります。送ったら送付済みにするをタップすると送付済みになり、精算されるまでは未回収として数えられます。入金があったら入金済みにするをタップします。
支払期日を過ぎた請求書は支払期日超過として表示されるので、どのクライアントに催促すべきかがひと目で分かります。誤って入金済みにしてしまったら、未入金に戻すで元に戻せます。ステータスはご自身で設定するもので、自動で課金されることはありません。
- 7
次のクライアントでは、すべて使い回す
設定が効いてくるのは2通目からです。差出人プロフィールは保存済み、取引先は保存済みの取引先のドロップダウンから1つ選ぶだけ、支払いから請求書への変換もボタン1つです。
まとめて請求する場合は、`/invoices/import` のCSVインポートでスプレッドシートから明細を取り込み、列を対応づけられます(請求書番号も含む)。請求対象の作業をすでに Google スプレッドシートや Excel で管理している場合に便利です。
割り勘と同じアプリから請求する理由
フリーランスや小規模事業者の多くは、共有経費や請求対象の経費を追うツールと、請求書を出すツールの2つを併用しています。この分断が実際の手間を生みます。
二重入力。 すでに支払いとして記録した請求対象の行を、請求書アプリに打ち直すことになります。Split The Bill のこの支払いから請求書を作成は、明細・税額・合計をワンタップで引き継ぎます。同じ元データから来るので、数字がズレようがありません。
台帳は一つ。 取引先の情報が一か所にまとまります。一度請求先として保存すれば、以後の請求書はドロップダウンから選ぶだけ。ツール間でコピーした古い住所が残る心配もありません。
名義は複数、アカウントは一つ。 個人と法人の両方で請求する場合、差出人プロフィールで両方の「差出人」欄を用意しておき、請求書ごとに選べます。アカウントを2つ運用する必要はありません。
添付ファイルだけでなく、公開リンク。 PDFをメールで送るのも構いませんが、`/invoice/<token>` の公開ページがあれば、クライアントはいつでも自分の端末から最新版を取り出せます。PDFダウンロードボタンもその場にあります。
きちんとした請求書に仕上げるために
該当する場合は税務番号/VAT番号を必ず記入する。 クライアント(とその会計担当)は、VATの還付のために請求書上の供給者の税務番号を求めることがよくあります。差出人プロフィールに一度入れておけば、そのプロフィールから出すすべての請求書に表示されます。
請求書番号は連番を保つ。 アプリが次の番号を提案しますが、他のシステムから移行してきた場合は、既存の連番を続けられるよう最初の1通を上書きしてください。会計担当は途切れのない連番を好みます。
実際の支払期日を設定する。 「受領後即時」でも構いませんが、日付の入った期日があってこそ支払期日超過のステータスが意味を持ちます。請求書一覧が、そのまま簡易な売掛管理ビューになります。
支払条件は備考欄に。 支払い方法を相手が知っている前提にせず、振込先や支払条件を備考に書いておけば、PDFにも公開ページにも表示されます。
精算リンクだけで十分な場面
請求書が適しているのは、正式な書類が必要なときです。クライアント向け、会計担当向け、あるいは自分の記録用。番号、日付、請求先欄、PDFが揃います。
友人との共有支出の割り勘では、たいていそこまで必要ありません。Venmo / PayPal / Revolut / SEPA QR を開く支払うボタン付きの支払いのほうが速く、形式ばりません。請求書番号もPDFも不要です。相手が書類を求める*クライアント*なら請求書を、返してもらうだけの*友人*なら精算リンクを選んでください。
大家の方であれば、物件機能がすでに家賃を台帳に記録していますが、入居者が記録用に求めてきたときは、同じ支払いからPDF請求書を発行することもできます。
よくある質問
請求書用のツールを別に用意する必要はありますか?▾
いいえ。それがこの機能の要点です。作業はすでに支払いとして記録されているので、「この支払いから請求書を作成」で明細・税額・合計を引き継いだPDF請求書になります。割り勘と請求を一つのツールでまかなえます。
取引先を保存して、住所の再入力を省けますか?▾
はい。請求先欄は使い回せる取引先台帳とつながっています。一度保存すれば(担当者名、会社名、メール、電話、住所、税務番号)、以後の請求書は「保存済みの取引先」のドロップダウンから選ぶだけです。
複数の事業名義で請求できますか?▾
はい。そのための差出人プロフィールです。個人事業の名義で1つ、法人で1つ登録しておき、請求書ごとにどちらの名義で請求するかを選べます。よく使うほうを既定に設定できます。
クライアントはどうやって請求書を受け取りますか?▾
2つの方法があります。「PDFをダウンロード」してメールに添付するか、「リンクをコピー」で公開請求書ページを共有するかです。公開ページはアカウントなしでどのブラウザでも開け、そこにもPDFダウンロードボタンがあります。
入金済みかどうかを管理できますか?▾
はい。各請求書は下書き → 送付済み → 入金済みと進み、未回収・支払期日超過の状態もあるので、どのクライアントに催促すべきかが分かります。ステータスは手動で設定するもので、自動課金は行いません。間違えた場合は「未入金に戻す」で戻せます。
請求書番号を自分で設定できますか?▾
アプリが連番の次の番号を提案しますが、上書きできます。他のシステムから採番を引き継ぐ場合に、連番を途切れさせずに済みます。
支払いの税額は請求書に引き継がれますか?▾
はい。支払いから請求書を作成すると、明細と税額が引き継がれます。請求書の合計は検証済みのコードで計算されるため、支払いの合計と常に1円単位まで一致します。
請求書機能は無料プランでも使えますか?▾
はい。無料プランには30日ごとに10通の請求書が含まれ、PDF、取引先台帳、差出人プロフィールも使えます。割り勘、定期的な支払い、マルチ通貨、精算リンクも無料プランの対象です。Pro(月額$7 / 年額$70)にすると請求書が無制限になります。
無料プランでほとんどのガイドの内容をお試しいただけます。Pro は 30 日ごとに 100 件のレシート読み取りと、非公開の招待リンクが使えます。


